医院名:桶川中央クリニック 住所:〒363-0022 埼玉県桶川市若宮2丁目2-22 電話番号:048-786-6628

経口内視鏡と経鼻内視鏡について

経口内視鏡と経鼻内視鏡

上部内視鏡検査(胃カメラ)には従来の口からカメラを挿入する経口内視鏡と、鼻から挿入する経鼻内視鏡があります。経鼻内視鏡は経口内視鏡と比べて「オエッ」となる嘔吐反射がほとんどないため、楽に検査を受けることができます。当院の内視鏡検査は基本的に経鼻を選択しておりますが、患者様の様態やご要望に合わせて、従来の経口内視鏡も可能です。また検査がご不安だという方には、軽い鎮静剤を使用して、うとうとした状態で検査を受けることもできます。

経口内視鏡

経口内視鏡上部内視鏡検査(胃カメラ)において経口検査は、口からスコープを挿入して行います。この経口検査には、軽い鎮静剤を用いた苦痛がほとんどない内視鏡検査も可能です。嘔吐反射が強い方や、以前受けた経口検査で苦しい経験がある方には、鎮静剤を使用した内視鏡検査をおすすめしています。ただし、既往症などによっては鎮静剤を使用できない場合もあります。

経口内視鏡検査のメリットとデメリット

経口内視鏡のメリット

経鼻検査に比べるとスコープが太いため、明るいライトで鮮明な画像を得ることができます。これによって短時間に精度の高い診断を受けることが可能になります。
鎮静剤を使用する内視鏡検査であれば、痛みや苦しさなく検査を受けられます。
嘔吐反射が気になる場合、細いスコープを使うこともできます。

経口内視鏡のデメリット

※鎮静剤を用いる場合
悪心などの副作用が起こる可能性があります。
ウトウトした状態になるため、検査中の記憶が残らないことがあります。
検査後に、自動車・バイク・自転車などの運転はできません。
検査後、しばらくお休みいただく必要があるため、院内滞在時間が長くなります。

経鼻内視鏡

経鼻内視鏡上部内視鏡検査(胃カメラ)の経鼻検査は、鼻からスコープを挿入して行います。経鼻検査で使用する内視鏡スコープは、直径はわずか5~6mm程度ですので経口内視鏡に比べてかなり細くなっています。そして、経鼻検査では鼻からスコープを挿入するため、触れるとオエっと強い嘔吐反射を起こす舌の根本にスコープが触れることなく検査ができますので、楽に検査を受けることができます。
口からの挿入ではないため、検査中に医師と話すこともできますので、気になることがあったらいつでもコミュニケーションをとれるという安心感もあります。また、弱い局所麻酔で楽に検査を受けられるため、鎮静剤などを使用する必用がなく、検査後すぐに運転やお仕事なども可能であり、お忙しい方も気軽に受けていただくことができます。
胃カメラを初めて受ける方、以前経口検査で苦しい思いをされた方には経鼻検査が特におすすめできます。

経鼻内視鏡検査のメリットとデメリット

経鼻内視鏡のメリット

嘔吐反射の強い方でも楽に受けられます。
内視鏡スコープ自体が極細なので、検査中の違和感も軽減されます。
検査中にその場ですぐに医師と会話ができます。
検査後も運転や細かい作業、お仕事などに影響がありません。

経鼻内視鏡のデメリット

鼻腔が極端に狭い場合や、鼻の疾患がある場合には、行えない場合もあります。
内視鏡が細いため、経口検査に比べ検査の所要時間が少し長くなります。
経口検査と比べ画質が少し劣るため、より精度の高い検査を短時間で受けたい場合には経口検査をおすすめします。

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